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トキハインダストリー労働組合について |
労働組合は、労働組合法で定められた労働者の組織です。
労働者は賃金や労働条件の向上という共通の目的についてみんなの力を合わせることによって、
会社と対等の立場で協議、交渉することができます。
労働組合には、・団結権、・団体交渉権、・争議権(ストライキを行う権利)の
いわゆる労働三権が認められています。これらの権利は憲法28条で保障されている
労働者の基本権利です
労働組合法ではこの権利を具体化し、
1、労働者が誰にも干渉、介入されないで労働組合を結成する権利
2、組合を代表する役員を選出し、組合を発展させるための活動を自由に進める権利
3、団体交渉で賃金、労働条件を定め、労働協約を締結する権利
4、ストライキを行う権利
を明記しています。
・トキハインダストリー労働組合は「ユニオンショップ制」という制度を会社と取り決めています。
「ユニオンショップ制」とは、トキハインダストリーに入社して一定の期間を経過すると、
自動的に組合員になる制度のことです。
◇トキハインダストリー労働組合の主たる活動内容
・トキハインダストリー労働組合は、「綱領」に基づいて次のような活動を行っています。
○組合員の生活基盤を支える賃金などの労働条件の維持、向上に取り組んでいます。
○組合員が快適に働くための環境の整備、改善に取り組んでいます。
○組合員へ自己啓発を促し、能力の開発向上に取り組んでいます。
○組合員を中心としたレクリエーション活動や社会的奉仕活動に取り組んでいます。
○会社と協力して、会社経営の民主化と能率向上のため生産性向上に取り組んでいます。
◇私たちには働く仲間がいます
・上部、上級団体
トキハインダストリー労働組合は企業内労働組合です。
労働組合には、欧米で多く見られるような企業は違っていても同じ産業、同じ職種の労働者で組織する
産業別労働組合もありますが、日本では会社別に組織される企業内労働組合が主流です。同じ会社の社員であれば、いろいろな部署で違う仕事内容でも同じひとつの労働組合に組織されるのが企業内労働組合です。
日本の労働組合はこのような企業内労働組合(単組という)を基礎にしながら、同じ産業、同じ職種の
労働組合の連合体として上部、上級団体を組織し、企業を超えた共通の課題への取り組みを行っています。
私たちの組織もこのような上部、上級団体に加盟しています。
○日本サービス・流通労働組合連合(JSD)
トキハインダストリー労働組合は、流通産業を中心とした労働組合の集まりである日本サービス・流通労働
組合連合(JSD)に加盟しています。
JSDは流通小売業で働く私たちの労働条件の維持向上、業界特有の課題解決に向けた活動を行っている労働団体です。
トキハインダストリー労働組合はJSDのチェーンストア部会に属しています。
○トキハ労働組合連合会
トキハ企業グループであるトキハ労働組合と連帯してトキハ労働組合連合会を結成しています。
同じ企業グループの一員として、流通小売業で働く仲間として、連合会では単組自決を基本としながら
企業グループ内従業員の総合労働条件の向上に向けた取り組みを行っています。また、グループ企業と
しての経営対策活動や、情報の共有化を図っています。
◇トキハインダストリー労働組合綱領
1、トキハインダストリー労働組合は、労働条件の維持改善、その他経済的地位の向上を図り、企業の発展を通じて働くものの利益実現を維持する。
2、トキハインダストリー労働組合は、伝統ある民主主義団体として経済闘争を主眼とする。従って、民主主義を否定する左右両翼の全体主義的立場とは一線を画し、又、特定の政党支持は行わない。
3、トキハインダストリー労働組合は自由にして民主的な団体である。この、自由な働くものの団結と組織を守るために、政党、経営者、その他組合外部からの支配干渉を、一切排除する。
4、トキハインダストリー労働組合は、堅実な政策のもとに実のある交渉を行う。働くときは働き獲るものは獲るという基本理念に立ち、観念的な闘争至上主義にはこれを排除する。
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